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菊水堂のポテトチップス!噂の工場直売所をご紹介!

埼玉県・八潮市

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幅広い世代に人気のマツコ・デラックスさん。そんなマツコさんが絶賛したポテトチップスメーカー『菊水堂』の『できたてポテトチップス』はマツコさんの番組で紹介されて以来、同社通販サイトでは品薄状態が続くほどの大人気!今回は、そんな菊水堂の工場直売所と他メーカーとの比較をご紹介!また、周辺の直売所や埼玉県内のお得な工場直売所情報もご紹介しますので、合わせてチェックしてみてください。

目次(クリックすると移動します)


【埼玉県のお得な工場直売所情報】




菊水堂ロゴ
kikusui-do.jp

菊水堂は昭和28年に瓦せんべいメーカーとして創業されました。その後しばらく経った昭和39年にポテトチップスの製造販売を開始し、昭和43年に日本で最初にポテトチップスの大量生産を開始しました。同じポテトチップスメーカーのコイケヤHPには、「1967年(昭和37年)に日本で初めてポテトチップスの量産化に成功」とありますので、本当に菊水堂が最初に量産化に成功したのかは意見が分かれるところ。しかし、菊水堂がポテトチップスの草分け的存在であったのは間違いありません。最近では、「第26回 全国菓子大博覧会 広島 名誉総裁賞(文化部門)」、「Yahoo!検索大賞2015「お取り寄せ部門賞」を受賞しています。


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マツコの知らない世界ロゴ
twitter.com

菊水堂の人気に火が付いたきっかけは、ご存知マツコ・デラックスさんです。テレビ番組『マツコの知らない世界』で、マツコさんが『菊水堂のできたてポテトチップス』を「さっきそこの台所で揚げた感じ」「お母さんが作った味がする」と絶賛するやいなや、菊水堂のHPにアクセスが集まり、サーバーダウンになったそうです。マツコさんが「うまい」と言えば数億円の経済効果をもたらすと言われています。テレビでの紹介後はしばらく品切れ状態が続いたので、菊水堂さんにもかなりの影響があったようです。


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そんな大人気の菊水堂のポテトチップスの特徴は、大きく2つあります。一つ目が、原材料として「じゃがいも・植物油・食塩」の3つしか使っていないということです。一方で、原材料にもこだわりがあり、じゃがいもの品種は『ワセシロ』や『トヨシロ』などで、産地は6月頃~8月頃は九州、神奈川、千葉、茨城、8月頃~翌年6月頃は北海道のものを使用しています。植物油も風味を大事にするため、パーム油の配合を冬場は減らし、夏場は増やしていたりもしています。そして、食塩は沖縄の海水に溶かして製造された焼塩を使用しています。使用する原材料が少ない分、こだわりを持つことで、素朴だけどおいしいポテトチップスができるのではないでしょうか。(なお、後半ではコイケヤとカルビーとの比較もあります)

菊水堂のポテトチップスの原材料
菊水堂のポテトチップスの原材料は「じゃがいも・植物油・食塩」の3つだけです。

菊水堂のポテトチップスの二つ目の特徴は、『直火炊き連続チップフライヤー』です。このフライヤーは、フライ油の中を炎が通り抜けていく構造になっているため、直火独特のポテトチップを味わうことができます。「フライ油の中を炎が通り抜けていく」というのが、イマイチ想像がつきにくいのですが、写真の白い丸に火が通って、油を熱しているということなのではと思います(ご存知の方がいれば、お知らせください!)。

菊水堂の直火炊き連続チップフライヤ
『直火炊き連続チップフライヤー』によって、直火独特のポテトチップを味わうことができます。

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菊水堂のHPでは『できたてポテトチップス』を前面に押し出しているので、菊水堂イコール『できたてポテトチップス』という図式が一般的なのですが、実は菊水堂では『できたて”じゃない”ポテトチップス』もあるのを知っていましたか?(正式名称は不明なので、このように書いています)ポテトチップスの袋を比べてみると分かりますが、『できたてポテトチップス』のほうは右下のあたりに「できたてポテトチップス」と書いてあり、もう一つのほうは何も書かれてありません。

菊水堂の『できたてポテトチップス』
菊水堂の『できたてポテトチップス』。白い文字で「できたてポテトチップス」とあります。(www.amazon.co.jp)
菊水堂の『ポテトチップス』
こちらのポテトチップスには、「できたてポテトチップス」とは書かれていません。(www.amazon.co.jp)

気になったので、菊水堂さんに聞いてみたところ、違いは「賞味期限の長さ」とのことでした(原材料は変わりません)。『できたてポテトチップス』の賞味期限は製造から2週間で、出来立ての味を食べてもらうようにしていますが、そうでないポテトチップスの賞味期限は2ヶ月。この賞味期限の違いによって、区別をつけているそうです。また、値段にも違いがあり、『できたてポテトチップス』は1袋300円、そうでないほうは1袋200円と、やはりできたてのほうがやや高い値段設定です。


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菊水堂のポテトチップスは、基本的には通販のみの販売ですが、以下のお店などでは買うことができます。今回ご紹介する菊水堂の工場直売所では、『できたてポテトチップス』を買うことができず、普通のポテトチップスのみの販売です。


<菊水堂の『できたてポテトチップス』が買えるお店>

  • 日本百貨店しょくひんかん(東京都千代田区神田練塀町8-2)
  • ナチュラルローソン各店
  • ちよだいちば(東京都千代田区神田錦町2-7-4)
  • ヤマダストアー各店(兵庫県姫路市、加古川市、高砂市)
  • タベルト京都店(京都府京都市下京区寺町通四条下ル貞安前之町605 藤井大丸地階)
  • エスマート(新潟県五泉市橋田389-4)
  • カジマート(西武福井店、めいてつエムザ店)
  • コスモス松阪川井町店(三重県松阪市川井町735番)
  • つかさ屋東仙台店(仙台市宮城野区燕沢東1-6-33)
  • いちい four's Market店(福島市山下町1-29)
  • 食彩工房ななっく店(岩手県盛岡市中ノ橋通一丁目6-8)
  • モリタ屋QFM本店(京都市中京区猪熊通四条上る錦猪熊町521番地)
  • 納々屋 (ななや)(東京都調布市仙川町1丁目12-24)
  • 油屋八ヶ岳(山梨県北杜市須玉町下津金2453)
  • Greens(グリーンズ)(大阪市福島区福島7-4-28)
  • ROYAL YOTSUYA 新羽店(神奈川県横浜市港北区新羽町1687)
  • ROYAL YOTSUYA 新吉田店(神奈川県横浜市港北区新吉田東4丁目1-7)
  • 首都高 八潮PA(埼玉県八潮市大瀬849-1)
  • 菊水堂工場売店(埼玉県八潮市垳58番地)

※菊水堂HPより引用(https://kikusui-do.jp/hpgen/HPB/categories/6246.html)


それでは、菊水堂の工場直売所をご紹介します!


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菊水堂の工場直売所の最寄り駅はつくばエクスプレス『八潮駅』で、駅から徒歩15分~20分程度の場所にあります。周辺は、工場や倉庫が多くあり、昼間でもあまり人通りはありません。ですが、菊水堂の工場直売所の前には、ポテトチップスを買いに来たお客さんの車が頻繁に停まっているので、地元では有名なお店として親しまれていることがうかがえます。また、工場の煙突からじゃがいもを揚げた水蒸気が出ているので、工場周辺にはポテトチップスの良い匂いがしています。工場直売所ならではのといったところです。営業時間は平日9時~17時なので、会社勤めの方にはハードルが高いのが難点です。

菊水堂の周辺地図
つくばエクスプレス『八潮駅』から徒歩15分~20分程度。駅近くにはモンテール八潮直売店もあります。
菊水堂の周辺
垳(がけ)川沿いを歩きます。周辺は人が少なく、寂しい雰囲気ですが、ポテトチップスの良い匂いが!
菊水堂の外観
工場の前には、まさに出荷寸前のポテトチップスのコンテナが積みあがっています。

菊水堂の工場直売所で売られているのは、60グラム(税込100円)と145グラム(税込200円)の2種類で、しお・のり・コンソメがあります。訪問した時(昼過ぎ)には、『しお』(145グラム)のみしか残っていませんでした。次から次へと来るお客さんのほとんどが、5個入りを買っていたので、営業終了前に売り切れになりそうです。

菊水堂のポテトチップス(しお味)
今回は、『しお味(145グラム)』(税込200円)を購入しました。

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「マツコが絶賛したと言っても、他のメーカーのポテトチップスと比べて、どうなの?」。そう思う方のために、今回はコイケヤとカルビーのポテトチップス(うすしお味)を用意して、原材料や栄養成分、そして味を比較してみました!

コイケヤの『ポテトチップス(うすしお)』(140グラム)
コイケヤの『ポテトチップス(うすしお)』(140グラム)
カルビーの『ポテトチップス(うすしお)』(170グラム)
カルビーの『ポテトチップス(うすしお)』(170グラム)

まずは、原材料と栄養成分の比較から。原材料については、菊水堂は「じゃがいも、植物油、食塩」のみの一方で、コイケヤとカルビーはそれに加えて、デキストリンやアミノ酸等の調味料が入っています。ここが菊水堂との大きな違いですね。

菊水堂 コイケヤ カルビー
原材料 じゃがいも、植物油、食塩 じゃがいも、植物油、食塩、デキストリン、調味料(アミノ酸等) じゃがいも、植物油、食塩、こんぶエキスパウダー、デキストリン、調味料(アミノ酸等)

続いて、栄養成分の比較です。栄養成分については、どのメーカーも大きな差はありませんでした。ただ、食塩相当量については、調味料を使っていないこともあるのか、菊水堂が一番低い結果となりました。

*コイケヤの食塩相当量は、グリコの計算式をもとに計算しました(https://www.glico.co.jp/navi/dic/dic_30.html)

菊水堂 コイケヤ カルビー
エネルギー 570kcal 566kcal 560kcal
たんぱく質 4.7g 4.0g 5.2g
脂質 37.2g 36.0g 36.0g
炭水化物 54.1g 56.6g 53.8g
ナトリウム 281mg 472mg -
食塩相当量 0.71g 1.2g* 0.9g

そして、気になる見た目の方はと言うと・・・

菊水堂のポテトチップス
菊水堂のポテトチップス
コイケヤのポテトチップス
コイケヤのポテトチップス
カルビーのポテトチップス
カルビのポテトチップス

ほぼ一緒!


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最後に、肝心の味比べ!菊水堂は、マツコさんの言う通り、シンプルな塩味で、じゃがいもの味がよく伝わる「素朴な味」です。また、油が少ないので、さっぱりしていて、食べると「カリッ」という音がします。ポテトチップスを食べた後の指につく塩、ありますよね。あの塩の量も、かなり少なかったです。一方、コイケヤとカルビーは、菊水堂に比べると味が濃く、油っぽい感じです。指につく、塩の量も多かったです。 また、コイケヤとカルビーにも違いがありました、コイケヤのほうが味が濃く、一枚一枚がカルビーよりも厚かったです。一方で、カルビーは、こんぶの風味が感じられて、ややさっぱりな味。食感も、コイケヤよりも軽く、「パリッ」という感じです。 (なお、コイケヤのじゃがいもは国内産ですが、カルビーは時期と生産工場によって国内産と米国産を使い分けているようなので、ここも違いが出てくるポイントかもしれません)

ざっくりとまとめると、以下のような感じです。

  • ポテトチップスの厚さ(噛みごたえ・食感)
  • 菊水堂 >コイケヤ >カルビー

  • 脂っぽさ
  • コイケヤ=カルビー >菊水堂

  • 味の濃さ
  • コイケヤ >カルビー >菊水堂

他のメーカーと比べると、菊水堂は全体的に薄味なので、好みが分かれそうです。好みや食べる場面に応じて、お好きなポテトチップスを選んでください!


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ということで、今回はマツコ・デラックスさんも絶賛した『菊水堂のポテトチップス』と工場直売所をご紹介しました。工場直売所では『できたてポテトチップス』は販売されていませんが、お得なポテトチップスが買えますので、ご近所の方や近くにお出かけする方にはおススメです。また、周辺にはコンビニスイーツでおなじみのモンテールの工場直売所をはじめとして、多くの工場直売所がありますので、合わせて行ってみるのもいいかもしれません。

以上、菊水堂の工場直売所でした!


【モンテールの工場直売所情報】

モンテールのアウトレットが買える!モンテール工場直売所8店まとめ



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