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【小豆島・醤油】「醤の郷」で醤油の直売や見学OKな醤油蔵8選

香川県・小豆郡

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瀬戸内に浮かぶ「小豆島(しょうどしま)」。温暖な気候を活かしたオリーブの生産や小説『二十四の瞳』の舞台としても有名です。そんな小豆島には、醤油蔵が軒を連ねるエリア・「醤の郷(ひしおのさと)」があるのをご存知でしたか?100年以上の歴史を持つ蔵が作り出すノスタルジックな町並みは、近代化産業遺産にも認定されるほどです。今回は、「醤の郷(ひしおのさと)」の中でも、醤油を直売している醤油蔵をご紹介します。醤油の直売店情報も!

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「醤(ひしお)」とは、塩を加えて発酵させた調味料または食品を指します。小豆島の小豆島町安田地区から坂手港へ向かう県道沿いには、醤の代表格である醤油や佃煮を作る工場が軒を連ね、一帯は「醤の郷(ひしおのさと)」と呼ばれています。かつては400あった蔵も、現在では20軒程度に減ってしまいましたが、醤油蔵や佃煮工場が作り出す町並みは、ノスタルジーを感じさせます。経済産業省の近代化産業遺産にも認定されているほか、各蔵自体も、その多くが有形文化財に指定されています。

醤の郷(ひしおのさと)周辺の地図
小豆島町安田地区から坂手港へ向かう県道沿い(赤で囲まれたエリア)が「醤の郷(ひしおのさと)」

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せっかく、蔵まで足を運ぶのであれば、蔵見学もしてみたいですよね?今回ご紹介する蔵の中では、以下の蔵で見学が可能です。ただし、事前の予約が必要な蔵がほとんどなので、ご注意ください。なお、今回はご紹介していませんが、直売はしていないものの、蔵見学は可能な蔵もありますので、興味がある方は、醤の郷をチェックしてみてください。


<見学可能な蔵>

  • ・正金醤油
  • ・ヤマサン醤油
  • ・金両醤油
  • ・ヤマロク醤油
  • ・ヤマヒサ

それでは、「醤の郷」の直売可能な醤油蔵を8つご紹介します!


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左海醤油
左海醤油

安政4年(1857年)頃から醤油醸造を手掛ける左海醤油。代表商品の「さいしこみ醤油」は、一度仕込んだ醤油で、再度醤油を仕込み熟成させたもので、2倍の原料と手間がかかる逸品です。左海醤油の技術と品質は高く評価され、二度の「農林水産大臣賞」を始めとする多くの賞を授賞しています。 明治、大正時代に建造された醤油蔵は文化庁から、有形文化財として指定されています。

「さいしこみ醤油」
「さいしこみ醤油」(sakaishoyu.web.fc2.com)

「左海醤油」の基本情報

  • 住所 香川県小豆郡小豆島町苗羽甲2128番地
  • TEL/FAX 0879-82-0641
  • 営業時間 8:00~17:00
  • 蔵見学 不可

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正金醤油
正金醤油(shokinshoyu.jp)

大正9年 (1920年)創業の正金醤油では、創業当時から仕込み続けている杉の木桶を使って天然醸造醤油を製造しています。また、その天然醸造醤油を使って無添加で仕上げた「だし」「ぽん酢」なども製造しています。こちらの「西諸味蔵」は、醤の郷の蔵の中で最も古い蔵で、予約をすれば見学も可能です。

桶仕込濃口 『純』
「桶仕込濃口 『純』」(shokinshoyu.jp)

「正金醤油」の基本情報

  • 住所 香川県小豆郡小豆島町馬木甲230
  • TEL/FAX 0879-82-0625
  • 営業時間 8:00~17:00
  • 蔵見学 可

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ヤマサン醤油
ヤマサン醤油(yamasanshoyu.co.jp)

ヤマサン醤油は、弘化三年(1846年)創業の小豆島で一番古い醤油メーカーです。国産黒大豆を使った醤油と自社等で栽培しているオリーブから作られるオリーブ製品を販売しています。蔵の前にある「麹(こうじ)部屋」では醤油やオリーブオイルの試食もでき、醤油やオリーブ製品、醤の郷グッズなどを買うことができます。イートインスペ—スもあります。

黒大豆醤油
「黒大豆醤油」(yamasanshoyu.co.jp)

「ヤマサン醤油」の基本情報

  • 住所 香川県小豆郡小豆島町馬木甲142番地
  • TEL/FAX 0879-82-1014
  • 営業時間 9:00~17:00
  • 蔵見学 可

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金両醤油
金両醤油(kinryo-shoyu.co.jp)

金両醤油は創業明治13年(1880年)の100年以上の歴史を誇る醤油メーカーです。明治時代から使い続けた杉桶のみを使うなど、昔ながらの作り方を頑なに守り続けています。平成15年には、築100年以上の醤油蔵や旧自宅が、国の登録文化財にも認定されました。 最近では、オリーブも栽培し、塩漬けやオリーブオイルも製造しています。

だし醤油
人気No.1の「だし醤油」(kinryo-shoyu.co.jp)

「金両醤油」の基本情報

  • 住所 香川県小豆郡小豆島町842-1
  • TEL/FAX 0879-82-3333
  • 営業時間 8:30~17:30 (繁盛期 延長有り)
  • 蔵見学 可

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高橋商店(山茂)
高橋商店(山茂)(www.shodoshima-yamamo.com)

高橋商店は嘉永5年(1852年)に穀物問屋としてスタートし、文久3年(1863年)に醤油造りを始めました。高橋商店の特徴は、食物アレルギーの人の為にそら豆を使ったそら豆醤油を製造していることです。大豆や小麦などの食物アレルギーがある人でも、安心して食べられます。また、玄関口の横28メートルもある、切り妻造りの門「長屋門」形式の醤油蔵は、国の登録有形文化財に指定されています。

そら豆醤油
「そら豆醤油」(www.shodoshima-yamamo.com)

「高橋商店(山茂)」の基本情報

  • 住所 香川県小豆郡小豆島町安田甲142番地
  • TEL/FAX 0879-82-1101
  • 営業時間 8:00~17:00
  • 蔵見学 不可

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ヤマロク醤油
ヤマロク醤油(yama-roku.net)

江戸時代末期から明治初期に創業されたとされるヤマロク醤油は、マスコミにも度々取り上げられ、多くの観光客が足を運んでいる人気の醤油蔵です。人気の理由は、予約不要の蔵見学と「やまろく茶屋」です。「やまろく茶屋」では、天然醤油の味と香りを堪能できる 「焼き餅」 や、ヤマロクオリジナルの「醤油プリン」、「醤油ワッフル」、各種ドリンク類などが揃っています。

鶴醤
「鶴醤」(つるひしお)(yama-roku.net)

「ヤマロク醤油」の基本情報

  • 住所 香川県小豆郡小豆島町安田甲1607
  • TEL/FAX 0879-82-0666
  • 営業時間 9:00~17:00
  • 蔵見学 可

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ヤマヒサ
ヤマヒサ(yama-hisa.co.jp)

昭和7年(1932年)創業のヤマヒサ。こちらでは、醤油の元になる麹づくりから手掛け、全ての行程を自社で行っています。さらに、一般に使われる脱脂加工大豆ではなく、全て丸大豆を使用するなど、製法・原料全てにこだわりがあります。また、醤油に日本の箏曲を子守唄のように聞かせているのも特徴のひとつです。予約をすれば、文化庁から登録有形文化財と認定された蔵の見学も可能です。

頑固なこだわりしょうゆ
「頑固なこだわりしょうゆ」(yama-hisa.co.jp)

「ヤマヒサ」の基本情報

  • 住所 香川県小豆郡小豆島町安田甲243
  • TEL/FAX 0879-82-0442
  • 営業時間 8:00~17:00
  • 蔵見学 可

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マルキン醤油記念館
マルキン醤油記念館(www.facebook.com)

醤油蔵ではありませんが、せっかくなので、「マルキン醤油記念館」と売店をご紹介します。 「マルキン醤油記念館」は丸金醤油の創業80周年を記念して建てられました。大正初期に建てられた工場を改装して作られた同館では、大きな桶や昔の醤油づくりの道具などを見学することができます。また、隣接した「物産館」(売店)では、大人気の「しょうゆソフトクリーム」が販売されています。「初しぼり生」しょうゆを使いながらも、キャラメル風味の絶品ソフトクリームです。

しょうゆソフトクリーム
「しょうゆソフトクリーム」(moritakk.com)

「マルキン醤油記念館 売店」の基本情報

  • 住所 香川県小豆郡小豆島町苗羽甲1850
  • TEL/FAX 0879-82-0047
  • 営業時間 9:00~16:00 [7/20~8/31、10/16~11/30] 9:00~16:30
  • 蔵見学 可

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買い物と見学をご一緒に!

今回は、醤の郷の中でも、直売可能な醤油蔵をご紹介しました。多くの蔵が有形文化財に指定されているので、見るだけでも大満足ですが、そこでしか買えない醤油もぜひ買ってみてください。

以上、醤の郷の直売可能な醤油蔵でした。


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